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冬になると私は雪を求めて走りに行きます。
そこで、雪の上を走る時の「攻略法」を紹介します。
初めて雪の上を走る方は、絶対に先頭を走らないようにしましょう。
先に走った人のタイヤの跡をトレースしていくとわりと上手く走れます。
上の写真のように、先に走った人のタイヤの跡があります。
その上を走るのです。
しかし、これも教習所でやった「一本橋」と同じで、
近くを見て走ると、かえってタイヤの跡から外れそうになります。
下手をすると、転倒してしまいます。
上の写真のように、ゆっくり足をつきながら走るといいでしょう。
雪の上を走る場合、あまり低速ギアで走ると、
かえってタイヤが空転してしまい、前に進めません。
セカンドかサードくらいで、トコトコと走ると止まらずに走れます。
雪の上では、特に上り坂の場合、一度止まると次の発進がし辛くなります。
もし、止まってまったら、
上の写真のように、後ろから来る人に道を譲りましょう。
そして重要なことは、上の写真のように、道の真ん中を走ります。
雪で道が覆われているので、どこまで道があるかがわかりません。
谷側を走るのは危険です。山側もひょっとしたら側溝があるかもしれません。
下の動画を見るとわかりますように、道の真ん中を走っています。
このようなカーブでは、必ず速度を落とし、バイクを倒さないで走ります。
グリップの悪い道を走るとき、前輪が滑るとたいてい転倒します。
上の写真は連続写真です。
右カーブをバイクと一緒にカラダも倒して(リーンウィズ)
曲がろうとしたところです。
左の写真でもわかるように、
前輪が滑り始めています。
そして、右の写真のように、転倒します。
後輪が滑っても、そう簡単には転倒しませんが、
前輪が滑ると手のつけようがありません。
幸い上の写真の場合、下が雪なので、
ライダーにもバイクにもダメージはありませんでした。
下の動画も前輪が滑って転倒するシーンです。
そして、これは絶対に守って欲しいことなんですが、
山深く入って行くと、雪がかなり深くなってくることがあります。
この時、まだまだ行けると無理をして進んでいくことは危険です。
諦める勇気も持ちましょう。
ここまで走ってくるのも無茶ですが、ここで私は諦めました。
タイヤがこうなると、もうグリップしません。引き返しましょう。
これがもう限界なので、ここで引き返しました。
オフローダーなら、
もっと先に進みたいという気持ちが働きますが、
ここで勇気を出して引き返しましょう。
したの動画は、この先の道がどうなっているのかを確かめに行ったときのものです。
この時は無理をせず引き返しました。無理は禁物です。
ここからは、アイスバーンの走り方を紹介します。
上の写真は完全にアイスバーンとなった林道です。
雪の上よりも、かなり滑り易いです。
アクセルをちょっと多く開けるだけで、すぐタイヤは空転します。
下の動画を見てもらえば分かると思いますが、
カーブにきても映像がぜんぜん傾きません。
これは、カーブでもバイクを倒さずに走っているからです。
スピードもそれほど出ていません。
下の動画は、比較的雪の少ない林道を走っています。
この場合、なるべく雪のないところを選んで走っているのがわかると思います。
アイスバーンは慎重に走ります。
下の動画は、轍に乗り上げて転倒するシーンです。
下の動画は雪道をかっ飛んでいくシーンです。
雪道の総集編です。
ここまで読んで頂いたことを参考にして頂き、
さぁ!冬になったら雪の中を走りに行きましょう。
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