エキパイとはエキゾーストパイプつまり、排気管のことで、
エンジンで燃やされた空気が外に出るまでの通り道です。
排気ガスの出口近くのサイレンサーと呼ばれる部分は含みません。
2ストローク車に付いている途中が太くなっている箇所はチャンバーと呼ぶこともあります。
ここからエキパイ交換のオススメ点を紹介します。
上の写真は、XR250の純正のエキパイをチタンカラーに塗装したものです。
塗装しただけではパワーが向上しないので、思い切ってエキパイを変えました。
上の写真の左が純正、右がデルタトルクヘッドです。
やはり、輝きが違います。
そして何よりも軽いです。
上の写真はCRF250Lのエキパイを、FMFパワーボムに変えたものです。
このFMFパワーボムは、純正のヒートガードが取り付けられるのでオススメです。
エキパイ部分の交換の一番大きなメリットは軽量化です。
フルチタンのエキパイなどは、
購入して箱を持ち上げた時あまりの軽さに驚かれることになると思います。
残念ながら、デルタトルクヘッドはチタンではありません。
でも、純正と比べると、やはり軽いです。
燃費の向上も、軽量化と密接にかかわります。(乗り方にもよりますが。)
馬力の向上も音が大きくなるようなエキパイ(サイレンサーにもよる)ですと、
抜けがよくなり高回転まで回りやすくなることにより、馬力が上がることもあります。
とにかく、エキパイを変えると、純正に比べてかなりの軽量化ができ、
パワーの向上が顕著に現れます。
これは、サイレンサーとの相性もあるみたいですので、
なるべく同じメーカーのもとの交換がいいと思います。
私の場合、サイレンサーがデルタバレル4でエキパイがデルタトルクヘッドです。
そして何よりもカッコよくなります。
ただし、欠点もあります。
デルタトルクヘッドの場合、ヒートガードが付いてないんです。
なので、エキパイにナイロンのパンツが触れたとたん、解けます。
解けて穴が開きました。
でも、エキパイを交換することで、見た目もカッコよくなり、燃費もパワーも向上するので、
オススメのカスタマイズだと思います。